これは逃げ?進化?30歳を目前にして、「売上だけの話」や「儲かるビジネス」などの話を聞いても、興味が持てなくなってしまいました。
ちょっと記事タイトルだけだと、分かりづらいかもですが、23歳で脱サラをし起業をしてから、経営を通じて色々と大変なことや、感動したことが沢山ありました。
その中で、時を同じくして起業した経営者コミュニティにおいて、今思うと、少しお恥ずかしい話ですが、
「前期、売上どれぐらいいった?」
「最近、うち儲かるビジネス見つけたんだよね!」
というような会話が頻繁に交わされていた時期がありました。(同じ時期に起業すると、よーいドン!が一緒な仲間なので、共通の話題として立ち上げ当初は盛り上がるテーマなんだと思っています。)
※儲かるビジネスと言っても、怪しいものでなく、例えば、ガラケーのサイト作成をする。とか、就活イベントを開催するとか。そういうbtobビジネスの類のものでした。
ちなみに私は当時から、非モテ+というSNSサイトを起業前から運営しておりましたが、周りはbtob(法人向けビジネス)がメインの会社が多かったこともあり、いわゆる「売上目標!」というようなバリバリの経営の話などには私は疎い存在で、自社でwebサイト制作の受託業務など一部行っていたものの、基本的には自社サービスの改善や、新サービスのリリースを続けているという日々でした。
ただ結果として、btoc(個人向けサービス)の方はなかなか売上が上がらず、サービスのアクセスは伸び、サービスの質は向上していると思っても、「売上」などの基準に置き換えると、そこは苦しいものがありました。
そこで結果として、
のような形でピボットをすることになりました。
ただピボット後は、奇しくもベンチャー界にはファイナンスブームがあり(と、個人的に感じていただけかもですが。)、周りのbtocサービスの運営会社は、売上が上がる前段階から億単位の資金調達をしており、「売上」でなく「ファイナンス」という評価軸などもクローズアップされるという流れがありました。(という風に、個人的には感じていました。)
そういった経緯で、簡単にいうと、同じような時期に設立された会社と比べた時に、「経営」「売上」「ファイナンス」などに対する劣等感を感じ、コンプレックスに感じていた時期がありました。
さらに、当時は(広い意味で)ファイナンスのご相談などを色々な人にさせてもらっていた時期で、極端な表現ですが、ファイナンスのためだけの話をしていると「売上」「営業利益」「経常利益」「純利益」という項目だけで会話をしているような感覚に陥り、私が日常的にしてきた、「こんなサービス作ったら面白くないですか!?」といったトーンの未来の話や、過去の実績についても「売上に現れていない、”価値のあるモノ”」(サービスの質や、世の中に提供している価値や、潜在的なサービスの価値などなど)についてを語っても、暖簾に腕押しな感覚を非常に味わっており、やるせない気持ちになっていた時期がありました。
今思うと、この点は完全に自分が逃げていたと感じていまして、その時に学んだことは非常に大きく活きています。が、当時は相当つらかったです(笑)
この件は結果的に、
などじゃないですが、一定の論理的な整理ができ、自分なりの会計に関する独自のモデルも確立し、自分なりの心の整理はでき、一段落しました。
ちなみに起業後の心境の変化について、詳しくは、
にも書いてありますので、よろしければご覧いただければ幸いです<m(__)m>
そんな日々を過ごしてきたのですが、つい最近、心境の変化がありました。
上記の件などに悩みつつも、一段落し、数年生きてきたのですが、30歳を目前にして、新たな心境の変化がありました。
それは最近、私が提唱している、
にも関連し、30歳を超えてからの「(個人としての)仕事のモチベーションの明確化の重要性」にも繋がってくるのですが、結論から言うと、
「あんなにコンプレックスに感じていた、周りとの(単純な)売上の比較や、規模の比較などに興味が薄くなってきてしまった。」
というものです。
ただ、ここで少し議論が分かれるのですが、「そもそも、他人と競争すること自体が健全でないので、今の心境が絶対的に正しい。」という話もあると思うのですが、ここはバランスだと思っていて、経営者として、「負けん気」が強いことも重要なことだと思っています。また、だからと言って、「自社の成長(売上含め)」に興味がなくなったわけでもないです。
どちらかというと、他社の話を聞いても、比較することができないものに感じ、あまり噛み合わなくなってきてしまったというニュアンスです。
これは、今の自分の心境の変化であるのですが、一方で、客観的に聞いてみると、「それって、逃げなんじゃない?」「単純にタイプとして、ナンバーワン思考から、オンリーワン思考に変わっただけ」という風な考え方もあると思いますし、難しいなー。と思っていますが、現状はそういう風な心持であります。
(最後に)じゃぁ、何に興味があるの?
じゃぁ、何に興味があるかというと、シンプルに言うと、企業理念である「世の中から「さみしい」をなくす」の実現に向け、1日1日を目標達成に向け愚直に歩んでいくことは非常にやりがいがあり、「もう、これしかない!」という感じです。
この心境の変化は、最近気づいた変化でして、根の深い話ですので、人生の先輩方にオーセンティックバーなどでじっくりと、ご指導を受けたい内容です!!ぜひ、よろしくお願いします!
経営者としての考え方の分かれ目になる項目について
今回は、最近書いている、
の、私が考えている説に関連してですが、例えば、「ガムシャラに頑張る!」という言葉は非常に耳障りがいい言葉ですが、10代の人が言うのと、30代の人がいうのでは、受け取り側の印象が違ってくる気がします。
10代の人が言うと、「(頑張り方が分からないけど、行動しないと何も掴めないから)ガムシャラに頑張る!」というポジティブに受け取られると思いますが、
30代の人が言うと、場合によっては、「(何を頑張ればいいかの、勘所がわからないので、とりあえず)ガムシャラに頑張る!」とネガティブの意味でとられてしまうこともあるのかなと思います。(もちろん、新しい分野でチャレンジするときの、ガムシャラは逆に、同い年の人に比べ相対的に行動力があるというポジティブ評価もあると思います。)
そういう勘所というような意味で、私が最近注目しているのは、「経営者としての価値観や考え方の分かれ目になる項目」だったりします。
分かりやすい例で言うと、「10年後に従業員数はどれぐらいの規模をイメージしていますか?」という問いのように、正解はないんだけど、色々なケースを想定し、ある程度、事前に方向性を定めておいた方がいいよね。というような項目だと思います。
今回は、そういった項目をいくつか書き出してみたいと思います!
経営哲学について
ブログを書くとなると、「よしっ!書くぞ!」と気合を入れる必要があるのですが、twitterだとその心理的負荷が低いので、最近はtwitterに思いついたことをつぶやくようにしていて、今後はtwitterの引用でブログを頑張ってみたいと思います(笑)
イベンスターZの最新号で、「代表取締役の仕事は、会社の方針をきちんと示すこと」「経営哲学を持っていないとリーダーとしては信用されない」という表現があって、面白いなと思いました。
— 永上裕之@アカウント作り直しました。 (@egami866) 2016年6月30日
そのあとの記載の、現場へのコミットの話は、会社のステージによっては、
https://t.co/4OlaOOC3Ut
— 永上裕之@アカウント作り直しました。 (@egami866) 2016年6月30日
に書いた通り、藤田さんがおっしゃる『若い経営者が陥りがちな罠』にはまってしまうので、一概には言えないのかなと思いました。
そのうえで、「経営哲学」というのは、私も非常に注目していまして、主に重要なポイントは、
— 永上裕之@アカウント作り直しました。 (@egami866) 2016年6月30日
・株主資本と利益剰余金についての考え方
・KGIとして売上至上主義、利益至上主義、PV/インストール至上主義など、どこに重きを置くか
・(30歳を超えた社長の場合)社長個人の仕事のモチベーションは何か?
— 永上裕之@アカウント作り直しました。 (@egami866) 2016年6月30日
・10年後の会社の目指す会社の広い意味での規模感(事業内容ではなく)
辺りが、最近は特に注目しています。
もちろん、企業理念やマネジメント論なども好きな話ですが、上記は株式会社であれば、
経営者は全員が同じ土俵で、ある程度、数値化してお答えできるので、個人的にあっているのかもしれないですね(笑)
— 永上裕之@アカウント作り直しました。 (@egami866) 2016年6月30日
という流れで書いたのですが、
・株主資本と利益剰余金についての考え方
・KGIとして売上至上主義、利益至上主義、PV/インストール至上主義など、どこに重きを置くか
・(30歳を超えた社長の場合)社長個人の仕事のモチベーションは何か?
・10年後の会社の目指す会社の広い意味での規模感(事業内容ではなく)
などです。
経営者がフロントに立ち生涯いくつの事業にコミットするか、または会社としていくつの事業にコミットするか
佐藤:それよりも、もっと高次元なことがしたいんです。亀山さんだって、たとえば、もう1次元あったら行きたいと思いませんか?
亀山:え? もう1次元?
佐藤:その次元では人間が空を飛べたり、時間を自由に行き来できたりするかもしれない。そこに通じる道が見つかったら行くでしょう。
亀山:かもしれないね。でも、たとえば「明日ガンで死ぬ」となったら、いきなり世の中が光り輝いて見えるかもしれないじゃない。葉っぱがキラキラしていたり、雲が流れているだけで泣いちゃうかもしれない。
そういう精神的な変化だって、別の次元に行ったのと同じだと思うけどな。結局、俺たちは頭のなかで別次元に行くしかないんだから。佐藤さんは本当に、4次元とか5次元に行けると思ってるわけ?
「8割の理解」で次に行きたい
亀山:佐藤さんのいう「8割の理解」とは、ある科目で80点とれたら次の科目に行きたいってこと?
佐藤:そういうことです。社会や人間でさえ、自分にとっては2割なんです。掘り下げるとすごくおいしいものが詰まっているかもしれないけれど、理解する意欲がわかない。向こうに違うものがあるなら、その80点を取りに行きたいです。
亀山:俺が危惧するのは、その8割をあちこち見てまわっても、結局、コアな部分はわからないことだよ。
いろんなアルバイトを転々として「俺は飲食店もやったし、建設業もやったし、なんでもやった」っていうけど、結局ただの作業しか任されてないから、表面しかわかってない。そんな人よくいるよね。
佐藤:人のメカニズムと、物理・生命のメカニズムといった、人間以外のものがどう似ているのかが気になっています。人間のことよりも、地球の外の世界や世の中の仕組みに興味があります。
そして、これとこれは似ている、これは長方形と思ったら円だったと発見したときは、すごく興奮します。
亀山:なんだか学者みたいな好奇心だね。俺の好奇心はもっと俗っぽくて、「どうしたらもっとモテるかな?」とか。
たとえばコンビニの店員の女の子がお釣りを渡すとき、ニコッと笑いながら俺の手を両手で包むようにしてくれたら、「ああ、今日はこれで1日幸せ!」みたいなことってあるじゃない。
佐藤:いえ、ないですね。
亀山:げっ? そうか、ここで俺たちの道は分かれるんだな(笑)。
佐藤:同じものを見ていても、どこにピントが合っているかの違いですよ。私はそのコンビニの店員が手を握ってくる構造に興味がありますね。どういう原理でそうなるのか。次のお客にもそれは再現可能なのか。
という対談が非常に興味深かったです。
こちらの対談は個人としての興味の話ですが、 会社における事業領域の広さなどは、こういった経営者の性格などが影響してくるのかなと思っています。
ちなみに、私などは性格的に、麒麟・田村さんの「味の向こう側」じゃないですが、物理的なものというよりは、人間の内面的な方向に興味が向かっているので、会社の企業理念も「世の中から「さみしい」をなくす」という風になっており、非常にしっくり来ています。
また、
じゃないですが、「一点突破、全面展開」というのは、ベンチャー企業にリソースの集約は非常にに大事だと思っています。ただ、どうしても、やりたいことって増えていってしまうんですよねぇ。。(笑)
そういう意味で、facebook、ファーストリテイリングさん、スタートトゥデイさんなどは会社規模に対しての事業規模数が非常に集中されていて、素晴らしいな!と思っています。
30歳を超え「成功という名の失敗」をした人が、セカンドチャレンジをするか否かの「分かれ目」についての考察
こちらのエントリーに続いてですが、前提として、
・そもそも、私自身が成功をしているとは毛ほども思っていない(連帯保証をしている会社の借金もまだまだありますし…)
・ただし、30歳以降の起こりうる事態を今からシュミレーションしておくのは重要なことだと思っている(私は専門卒ですが、大学に行くか否かは、もっと事前に考察しておけばよかった。。と、今でも後悔しています…)
ということでご理解いただければ幸いです<m(__)m>
その上で、今回は、様々な経営者の方の発言をもとに、自分なりに考察を深めていきたいと思います。
「成功という名の失敗」
これは最近、1番好きな言葉なのですが、柳井正さんの書籍にて使われていた言葉です。また、
の、 246Pの、
お客様のことを考えずに、小さな成功で満足してはいけない。本当は大した成功ではないのに、自分が相当大きなことをやり遂げたような錯覚をしている経営者もよくいる。若くして成功したので、その次に何をしたらよいのか分からない人も非常に多いと思う。成功したという意味合いではなくて、むしろそれは「成功したという失敗」なのではないだろうか。成功したと錯覚している人にとって、その成功は明らかに失敗だったのだとぼくは思う。
などは今回の考察のヒントになるのかなと思っています。
「想い型」ではなく「責任感型」
こちらのエントリーも非常に参考になります。
「よく途中で投げ出さなかったね。どうやって気持ちを強く持ち続けたのか」という質問を受けることが多いのですが、正直そんなことを言っていられる立場ではなかったです。とにかく責任を全うしなければという意識以外には何もなく、事業一つひとつに個人的な思い入れがあるとかないとかに関係なく、全力を尽くしてきました。
このように「想い型」ではなく「責任感型」。そう自分を分類しきっていた私に転機が訪れます。ものすごい無責任退任をやらかしたのです。
2年間現場から退いたことで得たことも失ったこともありますが、一番の大きな変化は、ヘルスケア事業に対するとてつもなく強い「想い」が芽生えたことです。
「想い」により突き動かされる事業リーダーがいいのか、冷静な責任感型がいいのか、単純な答えはないと思います。事実、この事業はまだ成功とは言えない状態です。それに私自身、以前と異なる姿勢で仕事をしているわけではなく、プロフェッショナリズムについては、これまでと同じ厳しい水準を持って仕事に臨んでいます。
ただ、この年にして「これが私のライフワークになるのかな」と思える事業に出会えたのは幸せでした。
・「好きなことを仕事にする」 or 「儲かることを仕事にする」
・「好きなことをして売れないバンドマンを目指す」 or 「好きじゃないことをして売れるバンドマンを目指す」
のような分類に近いなと勝手に思っているのですが、「思い型」と「責任感型」と、どちらのタイプが自分にとってフィットするか。というのの見極めも、30歳を超え「成功という名の失敗」をした人が、セカンドチャレンジをするか否かの「分かれ目」の1つの重要なポイントなんじゃないかと思っています。
50代で完成させ
孫さんが19歳のときに決めた目標で、
20代で名乗りを上げ(会社設立)
30代で軍資金をため
40代で勝負(買収)
50代で完成させ
もうすぐ60代。後継者にこれらの事業を引き継ぐ。
引用:孫正義の経歴がやはりすごすぎる!!名言や考え方から学ぶ成功方法!
というのがありますが、これは
・「起業は手段である」 or 「起業が目的である」
的な話に近いのかなと思っていまして、もちろん、完全な0、100の話ではないと思うのですが、孫さんの「何のために仕事をが頑張るか」というものが垣間見れる目標なのかなと思いました。
「会社を大きくしようというような野心はあまりないのです。」
前澤さんは、「競争は大嫌い」と名言されている方で、上記の名言集の中の、
会社を大きくしようというような野心はあまりないのです。ただ、僕らの会社がメジャーになることによって世界がいい方向に変わるなら、大きくなることを躊躇する理由はありません。その場合も、基本はあくまで自然体です。そんな僕らを見て、自然体の会社が増えれば、世の中は絶対に良くなります。
成長に限界って、必ず来るじゃないですか。永続的な成長なんてありえないと思ってるんです。上場企業を経営している人間がこんなこと言うと、怒られちゃうかもしれないですけど。
売上は二の次です。社員が楽しければ、おのずと売上が増え、利益が生み出されると信じています。その証明をこれまでもしてきたつもりだし、この先も続けていくつもりです。
僕は必ずしも経済的な成長だけが正解だとは思えない。経済成長を追うあまり、社内から不平不満や犠牲が出てしまうようではいけない。
などなど経営や事業に対する考え方が垣間見れ非常に勉強になります。
月並みな言葉ですが、パターンを知り、自分を知る
の、
「他人の評価で自信を作るとそれが消えた時どうしようもなく揺らぐ」
というセリフじゃないのですが、経営者としてどのような経営哲学を選択していくかを考えた際に、無意識のうちに出来上がっていた固定観念(パラダイム)に操られるのでなく、A/Bテストのように経営者個人や組織としてのどのようなパターンかを自分の頭で考え、どこが1番の「ツボ」なのかを探るのが重要なのかなと思いました。
この20代は「なぜ頑張るか」などを考えなくても、快感的に楽しく仕事ができていても、30歳を超え前エントリーのような条件が揃うと、
「それであっても、○○のために、もう1度苦しい思いをしてもチャレンジをする!」
と思えたり、もっと究極は制度設計として無理がないものになっており、「苦しいと思わない」状況が生み出せるのかなと思います。
当然、上記の経営者の方の話だけとっても、十人十色なわけで、自分なりの答えを見つけるのは非常に難しく、深いことなんだろうなと思っています。
ただし、全体の共通点として、「個として(経営者、個人として)の向上心」というのは必須なんじゃないかな。と思っています。
の、
あ、ここで大事な事はこれを苦しいと思う人は向いていないかもしれないってことだ。私は正直他の何よりも仕事に集中している時間が好きだったし、新しい技術を開発したりするのが面白かったのだ。
じゃないですが、方法やニュアンスは違っても、「努力すること」「変化していくこと」「成長していくこと」を否定している人は誰もいない のかな。と思います。
そういう意味では、考察を深めていくと「違い」もですが、「共通点」も見えてくるのかなと思いました。
私自身も30歳なるまでに、30歳以降の自分なりの発射角度をなんとか模索できればと思います!頑張ります!
「ラーメン代稼ぎ」が終わり、30歳を過ぎたあとに、最もやりたかったことが一段落しすると、いきなり緊張の糸が切れてモチベーションが低下する現象が一定割合であるんじゃないか説について
長いタイトルですが(笑)最近、考えていることをまとてみたいと思います。
これまでの人生で私が接してきた先輩方を思い出してみると、一定の条件下において、バリバリ仕事をしていた経営者が、だいたい30歳頃を過ぎていきなりモチベーションが低下しているケースに何度か遭遇したことがあります。
これは、神田さんの「成功者の告白」のようなパターン化の話じゃないですが、この傾向は1つあるんじゃないかなと思っています。
ただ前提として、成功者の告白の話と違い、仕事に対するモチベーションが全員が高くあるべきだとも思わないですし、仕事の優先順位を変更するのも自分の意思で選択したのであれば、むしろいいことだと思います。
ただし「パラダム」の考え方じゃないですが、自分の意思と別に、目に見えない法則により「やる気が出ない・・・」というような状況になってしまうことは避けたいなという風に考えています。
一定の条件下
一定の条件下においてと書きましたが、具体的には、
・起業当初のラーメン代稼ぎ(いわゆるシリコンバレー用語(?)で、できる限り、自社サービス開発に時間を割きたいため、日々の生活費をカップラーメン代まで切り詰め、そのカップラーメン代を稼ぐための仕事だという認識です。)の時期が終わっている
・ラーメン代稼ぎをしなくてよくなった「きっかけとなった」自社サービス、または、「地元の友達とかにも知れ渡るようなヒットレベル」の自社サービスが【30歳を超えて】、成熟期、または成長の踊場に入った後のタイミング
・経営者は日々の業務からは離れていて、個人の生活に対するセーフティネットもある程度確保されている状態
等があると思います。
逆に、30歳を過ぎて起業をし起業半年目の人や、30歳を超えていて自社サービスがどんどん右肩上がりで成長していて連日報道されていたり、現場に激しくコミットしており日々の業務に追われている方だと、この話には当てはまらないのかなと思います。
どうすればモチベーションを維持できるか
ちなみに、私は会社において連帯保証の借金もありますし…、その他にも全然上記のような段階になっているわけではないので、こんなこと書いてる状況ではないのですが、すぐに実践できないかもですが、モチベーションを分解するための勉強として考えています^^;(汗)
ということで、次はどうすればモチベーションを維持できるかを、時間あるときに自分なりの考えをまとめてみたいと思います!