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webディレクターのネタ帳

男性服の通販サイト『メンズファッションプラス』と、匿名SNS「非モテ+」のディレクター。2012年からWeb業界からEC業界に移り、日々奮闘中!

昨今のwebディレクターは「データ分析」「A/Bテスト」病にかかってしまい、考え方のスケールが小さくなっているのではないか。

データ分析

追記: 捕捉となるエントリーを書いてみました!
「競合サイトの真似だけでは、競合サイトを追い越せない!!」じゃぁ、どのように差別化を図るの?

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最近のwebサービス事情として、大手資本の会社などもガンガン参入しているため、

「サイト立ち上げ」→「適切なプロモーション」→「継続したサイト改善・運用」

という風な3つの流れはマストな時代になってきたと思います。少し前までは、「素晴らしいサイトを作れることだけで人が集まる」「素晴らしいサイトと上手なプロモーションだけでサービスは活性化する」という時代だったのですが、最近は、そこまでは当然として、さらに「継続したサイト改善・運用」がマストな時代になってきたと感じています。(この三位一体を適切に行っても、流行るか分わからないのが、webサービスの世界で、そこが難しいのですが。)

 

ただし、サイト運営を継続的に行なっており、一定の機能が回りだし「改善・運用」フェーズに入ったサイトの施策を考え、優先順位をつけていくのは非常に難しいです。(誰も教えてくれないですし。。)

そこで、「改善・運用」施策を考えるまでの思考経路のフレームワークの叩き台を作ってみました。社内でも活用出来ないかなと思っておりますので、ぜひ皆さんの意見いただければと思います。

▼仮説

・昨今のwebディレクターは、グロースハックやA/Bテキスト、データ分析など、施策を行うまでのステップとして過度に「テスト・分析を行い過ぎる病」が広まっており、考え方のシュリンク化が進んでいるのではないか。(もちろん、全員ではないですが、以前と相対比較した際に)

・故に、テーマが絞られた際の判断に対しての回答に限っては、超優等生的回答は行えるが、現在の発想の延長線上にない、突拍子もない施策がでない状況が生まれやすいのではないか。(そして、このパターンにはまってしまっている、webディレクターが増えているのではないか)

・そもそも、世の中で流布している常識に反して、実際、改善を行う際に、データ分析やA/Bテストは不要である場合のほうが多いのではないか。


ということを、前提として、フレームワークを考えてみました。


<追記>自社サイトなのか、受託開発なのか、コンサルティングなどサイトに関してのコミットの仕方や立場により少し話が変わってくるというご意見をいただきました。

私自身、どの立場も経験をしたことはありますが、「決裁権があるか否か」が1番重要であると思っております。確かに、決裁権がなく、許可を得ないと改善出来ない場合は、分析を迫られることは多いと思います。このジレンマは書いてて「確かにそうだな。」と思ってきましたので、今回感じた違和感の解決策に繋がるのかなと思って来ました。(例えば、部分的な決裁権を付与するというようなマネジメントによるソリューションなど)

▼具体的な対策

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・添付の図のように「戦略か戦術か」、「分析が必要か否か」の4分類を行い、現在の居場所を把握した上で施策を考えいくのがいいのではないかと考えました。

・①→②→③→④という順で、進めていくのがいいのではないかと考えました。

・①の「入り口論」ですが、これは、「この事業を続けるべきであるか?」「本当に今のルーチンワークでいいのか?」ということから「事業モデルを変えるべきではないか」など、分析から離れたことで考えるべきということです。「分析ありき」で考えると、どうしてもこの「入り口論」が抜けてしまうと思っています。
こちら具体例としてはメンズファッション+ですと、メンズ服限定なのですが、「レディースもやるべきではないのか。」「実店舗も出すべきではいのか」など、財務諸表やアナリティクスを見てても、思いつかない大きな構想のことを指しています。

・②のKPI設定ですが、例えば、メンズファッション+ですと「メルマガの改善をすべき」か「CVRを追うべきか」など悩んだりします。このKPI設定は分析に基づき、売上要素を構築する比率などから導き出していくのがいいと思っています。これは、①の方向性が完全にFIXされたら、それを補完する形で、因数分解していくイメージです。

・③、④に関しては、改善に関しては分析が必要なものと不必要なものがある。ということですが、手順としては、③のように分析がなく、「競合他社でやっていて、自社でやっていないこと」を②のKPIに基づき実施していくのがやはり、最強だと最近感じています。

<追記>サービスのジャンルにもよるのですが、例えばECサイトの小売店であれば、過去のナレッジが物凄く蓄積されたジャンルです。その為、他社がやっていることを全てやっていく方が、0から他社でまったくやっていない「機能」を考えよう!という、まずは他社でやっていて自社でやっていない機能をやるべきではないのかなと思っています。また、他社との差別化という意味では、戦術(コンセプト)に紐づく①での差別化が多いと考えています。もちろん、③においても分析は必要なのですが、ここでは「データ分析による判断ではなく、感覚による判断」ではないのかなという意味でデータ分析は不要に属しています。

・④は、本当に③が完全に終わってから。という感じだと思っています。私もですが、どうしても調子に乗って「やるべきことを、やり尽くしてないのに、分析に入ってしまう」という罠にはまりがちなのですが、これは本当に気をつけたいと思っています。

 

上記の、内容で、添付画像のようなステップを踏むことで、効果が最大化できるPDCAができるのはないかと思っております!

ぜひ、皆さんのご意見を教えていただきたいです!

 追記: 捕捉となるエントリーを書いてみました!
「競合サイトの真似だけでは、競合サイトを追い越せない!!」じゃぁ、どのように差別化を図るの?

 


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