永上裕之のネタ帳

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「俺は、何者かになりたいんだぁ!!」という「何者か」になる近道について考えてみた。

闇金ウシジマくん - Wikipediaというテレビドラマや映画化されている漫画があるのですが、そこに出てくる人物が時折口にする「俺は何者かになりたいんだ!」というフレーズがあるのですが、この「何者か」とはなにかについて最近色々と考えています。

ウシジマくんの作中での「何者か」とは

作中で出てくる「何者か」とは、

・イベサーのリーダーで、超大きなイベントを成功させ、社長や偉い大人の人とコネを作る

・ファッション雑誌などに出ている「読モ」の読モランキングで1位をとる

・原宿でアパレルショップのオーナーになる

・起業し、お金持ちになり、大成功する

とかになることを指しています。

この「何者かになりたい」を大きく2つに分けると、「学生として普通のサラリーマンになりたくない人」と「社会人、または社会人の年齢で、今の生活に満足していない人」の2パターンの人物が作中には登場します。

上記の様な具体的な「何者か像」は置いておいても、私のような地方から上京してきた人で、学生時代は「くそぉ~~!奮起して俺も何かやってやる!」というようなモチベーションの人は少なからず一定数いると思います。

 

私もそうだったのですが、現在はというと、以前よりもうちに秘めるものはあるのですが、アウトプットの形が違ってきましたので、どう変わったかをメモとして書いていこうと思います。

人と違ったことをすることや、面白いことを考えている「思想」は個性になりづらい!?

この見出しに集約されるのですが、昔は、「こんなすげーアイディアがあるんですよ!!」とか「学生ならではの、ユーザー目線を活かしたいんです!」とか言っていた記憶があるのですが、私はこういう個性を「思想的な個性」と呼んでいて、最近はこの思想的な個性というのが成長を阻害するんじゃないかと思っています。

ここからは価値観の話なので、あまり意見が合致しないこともあると思うのですが、私のイメージとして、以前はビジネスマンというのは、「アーティスティックなもので、フリースタイルで表現をし、新しい表現をした人が評価される」と思っていました。

 

ただ、現在、ビジネスに関しては「サッカーや野球のようなルールの決められた中で争うスポーツ」のようなものとイメージしています。

 これは分析するに、色々と知識をつけることで、ビジネスにおけるルールや評価基準などが見えてきたからかもしれませんが、トリッキーな考え方などよりも、ノウハウやスキル、ビジネスマナー、経験、戦略の立て方、経営スキルといった同じ無形なものですが、無形なものの中でも「再現性があるもの」また「蓄積されていくもの」に対する重要性のウエイトは上がってきています。

他方でこれを、型にハマってしまい、新しいイノベーションが生まれない。という見方もあるのかもしれませんが、そういう意味では、私は型にハマった中で常に自分を高めていくというスタンスが最終的には強いんじゃないかなと思っています。

多様性を認めると、何者かになるは別の話!?

誤解があると嫌なのですが、今回はあくまでビジネスマンとしての話でして、多様性を認めると言った類の話とは違った話で、ビジネスマンとして「何者かになりたい!」と思うならば、時間はかかるかもしれないですが、トリッキーなことをやるよりも、まずは、とにかく愚直に基礎を極め、実践力を極めていく方が近道なんじゃないかと思っている次第です。

その上で、私も「何者かになりたい!」という気持ちが凄くわかるな~。と思う1人なのですが、ぜひ共感している人も、そうでない人もご意見いただきたいです!

また、「何者かになりたい!」=「中2病」的な意味でなく、「何者かになりたい!」=「奮起して、もっともっと成果を出したいと思っている状態」と捉えていただいた上で、こういう気持ちをもった人というのは、歳をとるごとに周りでも減ってきている気がするのですが、そういった意見も聞きたいです!

これは、「成果を出したい」=「仕事のウエイトを高くし、人生を生きたい」と言うふうにKPI化できると思っていまして、年をとっても「仕事:プライベート」の比率で仕事のウエイトが高い人というのはどれぐらいいるか興味あります!