永上裕之のネタ帳

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恋愛相談をするには、異性がいい?同性がいい?リクエストノウハウに関する注意について

最近、ライティングを学ぶ上でちょくちょく出てくる、「リクエストノウハウ」というものに注目しています。

リクエストノウハウとは、どういうものかというと、例えば、恋愛相談をする上で、

 

困っている人: 男性

相談にのる人(異性): 女性

 

という構図で、「それは、女心を全然わかっていない!女の子というのはねー・・・」という会話ってよくあると思います。

この「相談にのる人(異性): 女性」が、恋愛相談のプロであることを除いて、基本的にここで行われているアドバイスというのはリクエストノウハウといい、ターゲットユーザーが「こうして欲しい。」「こうしてもらえると嬉しい。」という風なものを羅列した形になります。

リクエストノウハウは良い?悪い?

このリクエストノウハウですが、ライティングの世界においては、「それだけでは良くない。」という風に本に書かれています。

理由としては、恋愛の例でいうと、リクエストノウハウにのみ答えていると、「お客様(女性)にとって、都合のいい男性になってしまい、魅力が損なわれてしまう。」ということらしいです。

例えば、「お客様からのご意見」(リクエスト)だけに応じる形で運営をしていると、お客様の感動のハードルを一生超えることが出来ず、尻すぼみになっていく。というのは有名な話です。

リクエストノウハウの欠点は、「短期的な嫌なこと」が生まれないこと!?

また、本を読み進めるとよく書いてあるのが、「設計図を書こう」ということです。リクエストノウハウでは、どうしても短期的な、1つ1つのリアクションの話になってしまいますが、本質的なノウハウというのは「全体の設計図があり、1シーンにおいては不快になってしまうことがあるが、全体のストーリーとしては1番理想的なノウハウ。」と自分的には整理しています。

※1シーンにおいては不快になってしまうこと、というのは例えば、「●●な人は利用しないでください。」と言った、コミットメントの合意形成の話とかです。お客様にとっては、短期的にはそのような言葉をかけられたくないかもですが、長期的には「先に言っておいてくれてよかった!」というような形です。

まとめ

お客様が、どう感じているかをしっかりと把握し、リクエストノウハウを知ることは非常に大事ですが、長期的な設計図のある本質的なノウハウ(戦略)でないと、長期的にはお客様にとってよくない結果になる。ということなのかと思いました。

皆さんも、恋愛相談のときに、リクエストノウハウのアドバイスか、長期的な設計図のある本質的なノウハウのアドバイス、どちらを出来ていたか考えてみては如何でしょうかm(__)m