永上裕之のネタ帳

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加藤公一レオさんの新書「<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み」がついに届きました!

 ついにでましたね!

<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み

<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み

 

 ついに、 加藤公一レオさんの新書がでました!

手元に届いて早速、この土日でぐあーー。っと読んでみました。内容は、期待以上に面白かったです!ぜひ、EC業界の人は買って欲しいです!

 印象としては、8年前の

単品通販“売れる”インターネット広告

単品通販“売れる”インターネット広告

  • 作者: 加藤公一レオ,アサツーデイケイダイレクトコミュニケーション本部
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本
  • 購入: 3人 クリック: 35回
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 この本で書かれていることと、「基本の軸」は全く変わっていないのですが、今回はさらにバージョンアップをし、当時からの200億円以上の広告運用で培ったA/Bテストの結果を踏まえ、5社以上同じ結果が出た内容を公開している。ということで、かなり実用的な内容に進化しています。

この本を読む上で念頭に置いて読んだこと

後日、本書の内容についてのエントリーも書こうと思いますが、まずは初日ということで、本日はこの本を読む際に、念頭に置いて気をつけていたことを書きたいと思います。具体的には、

1: 加藤公一レオさんが経営する、株式会社売れるネット広告社さんはECコンサルティング会社

2: この本は、「単品通販」系のノウハウ本である

ということです。

「ECの本」と言っても、書いてる人の職業は多種多様

「1」については、最近、色々な本を読む上で重要だなと思っていまして、ECの本を読む上で、「どの業界の人か」というのは重要だと思っています。

これは、良い・悪いという話というよりも、「EC事業者」「ECコンサルタント」「経営コンサルタント」「広告代理店」「web制作会社」「Webアナリスト」など、各々の目線があるということです。

本書の中では、

私は広告マンではなく、コンサルタントだ。

と発言されております。この、発言者の職業というのは、非常に重要なことだと思っています。

私自身も、実際に、


「縦長LP」の是非論の本質は「購入する前にお客様にどこまで丁寧にご説明」をするか! - webディレクターのネタ帳

でも、書きましたが、web制作を請け負っていたときと、EC事業者である今では、同じ事象に対しての受け止め方が、大きく違ったりします。

「単品通販」のノウハウは、単品通販サイトでしか使えないのか?

まず、本書が単品通販系か、複数品通販(「ゼネラル通販」というらしいです)系かということでいうと、以前の本は、「単品通販“売れる”インターネット広告」で、単品通販の本と、タイトルにもありますが、今回は、

まず、ネット広告をやる場合、絶対にやってはいけないことは、広告から「本サイト(ECサイト)」に誘導することである。これは最悪中の最悪である。

と書かれており、本サイト(複数品通販サイト)を持っていたとしても、広告経由のランディングページは、単品通販サイトのように

商品ごとに完全に独立した「広告専用ランディングページ」

に誘導すべき、と書かれており、本書には、最後まで本サイト(複数品通販サイト)への言及はありませんでした。その為、基本的には「単品通販」サイトのノウハウといってもいいのかなと思いました。

凄く余談なのですが、P80に図で、「LEOトップページ」とあり、「LEO」ってLPOみたいな言葉なのかな、、、と思い、ずっと悩んでたんですが、LEO(レオさんのレオ)シャンプーのトップページということなんですね(笑)10分ぐらい悩んでたので、気づいた時、笑いました。

「単品通販」のノウハウを、「複数品通販」にも活用するために「脳内変換」をして読もう!

「2」については、これも最近わかったのですが、「単品通販」と「複数品通販」と、「ECポータル」(なんて言うんですかね?)は、それぞれ似て非なるものだということです。

(ただし、ECポータルのノウハウというのは、プレイヤー企業が少ないのでほとんど、ネット上にノウハウは落ちていないと思います。)

その際に、私自身が心がけている点として、私自身は「複数品通販」の運営者なので、本にある「単品通販」のノウハウを、「複数品通販」に「脳内変換」して読むことです。実は、最近この「脳内変換のコツ」が、ちょっとだけわかってきました。

インターネット上にあるECノウハウも、「単品通販」と「複数品通販」のどちらか?という目線で見てみると面白いと思っています。

「脳内変換」について具体的にいえば、単品通販において、「緑色のボタンはCTRが高い」という話は有名かと思います。(この話は、本書にも登場します。)

これはランディングページ内での話の話を前提にしていると思っています。(理由としては、私の見解ですがランディングページでのボタンのA/Bテストは割りかし行い易いですが、ECサイト(複数品通販)におけるカートボタンのA/Bテストというのは、なかなか検証が難しいため、あまりテスト方法としては確立していないと思っているからです。)

「じゃぁ、緑色のボタンのCTRが高いのか、ライディングページと複数品通販(ゼネラル通販)でも、同じことが言えるのか?」

というと、例えば、私の脳内変換としては、もともと緑色ボタンというのは、


もっともダウンロード数が多いのは"緑色" - Firefox分析 | マイナビニュース

のFirefox調査がきっかけで、広まったのかなと思っています。

じゃぁ、その背景(Firefoxのデータ)を加味した上で、「複数品通販ではどうだろう?」と「脳内変換」するのが重要だと思っています。

また、本書では、さらに突っ込んで考察されており、

(一般的には、赤色のボタンが目を引きそうだが、緑色のボタンがCTRが高いという結果に対しての文脈で)

赤は注目させる色ではあるが、申し込みアイコンというのは進ませる(押させる)のである。

 と書かれています。

このように、脳内変換をする際には、表面的なテスト結果を覚えるのでなく、背景にある本質的な「なぜそのような結果になったのか?」という点についての考察の言及を逃さず読んでいくこと。が非常に重要だと思っております。

ちょっと長くなってしまったので、本日はこんなところで!

 

いつになるかわかりませんが、時間ができたら、次はもう少し本文の内容に突っ込んで書いてみたいと思います!

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さらに、本の内容に踏み込んだエントリーも公開しました!

blog.egachan.net