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永上裕之のネタ帳

「メンズファッションプラス」、「非モテ+」と言うサイトを運営しています。日々、奮闘して頑張っております!

「スタートアップ」と、「学生起業」「20代起業」の違いはなに?

jp.techcrunch.com

の記事が話題になっていますね!

記事の内容というよりも、下記の文章が興味あったので引用させていただきます。

日本でスタートアップが時価総額数千億円、数兆円規模の会社を作るとなれば、株式市場を無視することなんてできないはずだ。なのに彼らのロジックにスタートアップの状況を当てはめると、たとえスタートアップコミュニティで評価されている会社ですら、ツッコミに反論ができないことがある。

 

本当に世界を変える挑戦をしている起業家がそんなことで批判されるのは、僕はもうなんというか、ものすごく悔しい。僕がスタートアップ(当時はそんな言葉はなかったけど)に初めて関わったのはちょうど10年前。10年前の1月といえばライブドアショックが起こったタイミングだ。そこからやっとここまでスタートアップのエコシステムもコミュニティもできてきたのだ。だからこそ、スタートアップ関係者には市場や世の中と、きっちり対話できるようになって欲しいと思っている。

ここで出てくる、スタートアップコミュニティで評価されている会社」や「スタートアップ関係者には市場や世の中と、きっちり対話できるようになって欲しい」という概念が、「コミュニティ論」を研究している自分としては面白いなーと思いました。

「スタートアップ」と、「学生起業」や「20代起業」の違いななに?

そもそも、スタートアップとは何かを考えてみたのですが、個人的に定義するならば、

・「世の中にイノベーションを起こす」事業をやっている

・何かのフォローアップをした事業でなく、「ファーストペンギンを目指す」事業をやっている

・ファーストペンギンを目指すということは、必然的に「誰も見たことがないもののため、最初は世の中の認知度が低い事業 = 認知してもらうというフェーズからサービスの営業が始まるわけだから収益化のタイミングが遅い」ということに加え、ファーストペンギンは「先行者利益を得る」というメリットがあるため、「圧倒的なシェアNO.1」を目指す必要があるため、その時期がくるまでは利益度返しでシェアを取るという戦いが求められるため、「営業利益至上主義」より、むしろ「営業利益度返し主義」、「PER至上主義」、「売上至上主義」というスタンスが求められる

ということなのかなー。と、思っています。

ただ、一方で「学生起業」や「20代起業」など、年齢が若いうちに起業をすると、「相対的に大変だから」という理由で「スタートアップ」と言われているような気もします。

p9.hatenablog.com

での、

勝:いや、年齢による規制ではなくて、新規ビジネスをやろうと思った場合に小規模で事業を始めようとした場合に、例えばアメリカと日本で比べて同じビジネスアイデアを持っていた場合に、どっちの方がエンジェルが集まりやすいかというと、

ひ:いや、エンジェルなんか集まるのってほとんどないですよ。日本で中小企業10万社とかありますけど、エンジェルつきましたって多分1000社も無いんじゃないですか。そんな少ない例を出してあたかも言われるとちょっとどうかなと思いますけど。

勝:じゃあ、エンジェルではなくて例えば1000万円くらいの資本で起業した場合にどうでしょう。それはもうほとんどハードル同じということですか?

ひ:1000万円持っているっていう時点でもう若者じゃないと思いますけどね。

勝:じゃあ、借り入れにしましょう。

ひ:1000万円借りれる若者なんていないですよ。

勝:そうですよね。そういう話です。だからみんなエンジェルを探したりVC(ベンチャーキャピタル)を探したりするんですよね。

ひ:いやいや、日本にある会社でVCとかエンジェルとか付く会社なんてほとんどないですよ。

勝:あとは死ぬ気で貯めますよね、小資本で数百万円とか貯めて小さな事務所を借りたりして、

ひ:普通って会社とか入って、例えばなんか会社の仕事をやって、その職種とか知り合いとか取引先を連れてって独立するとかありますけど、なんもないところで1000万集めて会社作りますとか普通って、ちょっとおかしくないですか?

 という議論と近い話なのかなと思っていまして、普通って会社とか入って、例えばなんか会社の仕事をやって、その職種とか知り合いとか取引先を連れてって独立という流れの場合は、あまりスタートアップと言われない気がします。

ただ、こういうケースと逆の、「最初から収入源が確保されていない」場合の会社が、全て無条件でベンチャーというのかというと少し疑問に思っています。

一方で、定義が定まったとしても、それを判断するのが難しいため、例えば

「ベンチャーキャピタルから投資をされる会社 = スタートアップなイノベーションを起こすような事業、組織である」

ということが前提となれば可能かもしれないのですが、それは難しいのかなと思います。

そのため、「スタートアップか、どうかを判断する。」というのは非常に難しいのですが、冒頭にある問題解決を一歩でも進めるには、「スタートアップコミュニティ」というものの言語化や定義や企業選定について、幅広く議論が交わされていくと、それが蟻の一穴となり、冒頭で引用させていただいたような懸念の解決に少しでも進むんじゃないかなと、コミュニティ論的な観点から考えてみました。

ぜひ、皆さんが思う「スタートアップコミュニティ」の定義など教えてもらえると嬉しいです(*'▽')