永上裕之のネタ帳

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30歳になった今の自分を、昔の自分はたぶん嫌いなんだろうな。と思うこと3つ

先週、ついに30歳になりました。

中学生時代からホームページを作り出して、高校生の時にネットラジオのポータルサイトを作ったことがきっかけで、webサービスの道に進み、そこから16年ぐらいwebサービスを運営し続けていてビックリしています(笑)

今回は、そんな30歳になった今の自分が思っていることで、昔の自分が聞いたら、嫌われそうな心境についてまとめてみました。

※また、30年間の人生については、コチラに詳しく書いてありますので、もし興味がありましたら御覧いただければ幸いです。

1:人生のタイムリミットに対する意識が日に日に増している

昔の自分は「死」に対して考えることが怖かったのですが、最近は「そうかぁ・・・。自分はいつか死ぬのかぁ・・・。」というところまでは受け入れることができました。

ただ、これはネガティブな意味でないですし、めっちゃ長生きしたい派です(笑)

なので、今までは死生観みたいなものにも目を背けてきたのですが、むしろ、真正面から受け止めたうえで人生を考えるようになってきました。その為、日々の人生の選択においても「悔いのない選択」というものを意識するようになってきました。

2:目の前の成功よりも、10年後のレバレッジを。という考え方

この考え方の変化は、なかなか周りにも伝わらず、もしかしたら今、1番苦労していることかもしれません。

簡単に言うと、「成功」に対しての定義が自分の中で変化してきたんだと思います。もっと言うと、「ステレオタイプな成功像」というものにも特に興味がなくなってきたんだと思います。ただ、これもネガティブな意味ではなく、もう少し広い視野で行動をできるようになった。という意味だと思います。

私の中で、~世の中から「さみしい」をなくす~構想という生涯を通してやりたいことがあるのですが、その構想を実現するための「ストック型のノウハウ」というものに拘って行動をし続けています。

例えばですが、「フロー型のノウハウで瞬間的に儲ける」というような選択肢があったとしても、<1>の人生の短さの認識も相まって、魅力的にうつらなくなってきたという感じです。そういう意味で目の前の「結果」よりも、人生のゴールに向かって一直線に向かって進む中で「壁にぶつかり、壁を乗り越える」際に得られる「ストック型のノウハウ」を習得する方が将来的なレバレッジに利いてくると信じて行動をしています。

ただ、この選択は昔の自分からしたら、「逃げじゃん!」と思われそうですし、現段階ではそのことを証明することができないため、もどかしいですねぇ。。

3:周りの人の評価に対しての興味が皆無に

最近は、「周りからどう思われているか」ということを本当に気にしない性格になってしまいました。例えば、会社経営という単位で評価を考えた場合、

  • 時価総額が高い会社
  • PERが高い会社
  • 売上が高い会社
  • アプリインストール数が多い会社

等の評価軸が世の中の空気として流布していたとするならば、そのような評価軸から逆算して行動をすることが、優秀な経営者だと思います。

ただ、今の自分としては、そのような世の中からの評価軸を、何も考えずに鵜呑みにして行動することはできなくなりました。

この考え方の根底としてある考えとしては、「1つのノウハウによる成長は、どこかで成長の踊り場が来る」というものです。その為、「ノウハウを実行する能力 + ノウハウを生み出す能力(アルゴリズムの理解)」の2つが長期的な経営には必要だと思っています。

ですので、顕在化しているKPI数値というのは、複数ある中での1つの評価指標ということに加え、「ノウハウを生み出す能力(アルゴリズムの理解)」のようなものは顕在化していないため、周りから評価できないものだと思っています。

だから、当然ではあるのですが、「他人からの評価」というものは「自分の評価」の正確さを超えることができない分野もあると、どこかのタイミングで気づいてからは、どこかで吹っ切れた感があり、それ以降、自分の判断を100%信じて行動ができるようになりました。

 

以上です!

サラリーマン時代に、「30歳を超えたら周りが誰も教えてくれなくなるから、20代に色々なことを吸収した方がいいよ!」と言われたことがあります。ただ、個人的には30歳になっても、まだまだ色々と吸収していきたいと思っています!

ただ、今回書いたような「人生における哲学」のような考え方の背骨が出来てきたことで、「その哲学は違う!」と思う人からすると、考え方のスタートラインが嚙み合っていないので、その他の部分も理解いただけないことも今後の人生では増えそうです。

でも、それは仕方ないことだと理解しており、それは、「昔の自分」だったら、「今の自分」を許容できてないんだろうなぁ。と思えるからです。

ただ、今の自分は昔よりも、自然体に生きれていると思っていますので、少しでも理解いただけるように30代の人生も頑張って生きていきたいと思います!これからも、よろしくお願いします!