永上裕之のネタ帳

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【メモ】経営者の方のインタビューで、参考になった文章をピックアップしてみました。

 最近、色々あって目を休めてリラックスしないとなー。と思い、1日1時間は昔から好きな、

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 とか、坂本龍一さんの音楽を聞いて、本やインタビュー記事を読み漁るルーティンを確立しつつあります!

今日はアウトプットとして個人的に参考になった記事をピックアップしてみます。

ピクスタの古俣大介さん

古俣さん含め、基本的にこのブログで引用させていただいている方とはまったく面識がないのですが、古俣さんの記事は非常に好きで全部読んでいます。特に面白かった記事が、

daikoma.hatenablog.com

モチベーションがさらに増した

「株価」「時価総額」という数値化された指標で自社の客観的評価(様々な要因はあれど)を得ることができ、さらに他社と比較できることが自分にとって大きな刺激になることが発見でした。

もちろん現在の水準にはまったく満足していないため、結果の指標ではあるものの株価、時価総額を上げていくという新たなモチベーションの源泉を得られたことは大きな収穫だったと思います。ただ株価に振り回されるのは本末転倒なので、あくまでも業績の向上や成長を果たしたあとに結果としてついてくるものだ、という認識を持つことが大事ですね。

 の部分です。

私の原動力の1つに「評価」というものは大きな役割をしていまして、記事にある通り「時価総額」というのは非常にわかりやすい指数だと思っています。

例えばですが、ネット上でよくみるやりとりとして、イケているベンチャーキャピタルの担当者の人が発するコメントなどに対して、

「この人(ベンチャーキャピタルの担当者の方)はなんで、自分は起業家としてゴールを果たしたような感じで、投資先の経営者やスタッフの人に対する謙虚さがなく、上から目線で語っているんだろう・・・。」

というコメントのやりとりは、もう嫌というほど見てきた気がします。

ただ例えばですが、投資事業をされてる会社さんにも上場されている会社さんは多くいますし、当然1社ごとに「時価総額」があるわけなので、そういう風に見ると、「(ある意味で)あらゆる法人は営利団体であるんだな。」と再認識させられます。

そういう意味で、「あらゆる業種の人に対して同一の評価基準が設けられている」という意味では、非常にシンプルなのかなと思っています。

※ただし、こちらの記事でも書いている通り、時価総額が評価の全てではないと思っていますし、バイアスがかかりすぎるのは良くないなと思っています。

 

古俣大介×伊藤羊一(1)仲間のおかげでモードチェンジできた | GLOBIS 知見録

古俣: 設立3年半後から突如伸びだして、そこから四半期ベースだと一度も売り上げは落ちていません。2009年3月がまさに換点で、この月の売り上げは、一気に前の月の倍以上になりました。

伊藤: そのときは「おっ、ついに来たぞ」という感じでしたか。

古俣: いえ、どちらかというと「おや?」という感じでしたね。最初は半信半疑で、半年ぐらいたってからやっと「これは軌道に乗ったということなのかな」と思いました。

伊藤: 何がきっかけで急に伸び始めたのですか。

古俣: コンテンツの品ぞろえがある一定レベルまで達したのと、検索のロジックみたいなものがうまくかみ合ったことなど、いろいろな施策がはまりだしたんです。何か1つが効いたというより、100個くらいの施策に取り組んで、そのうち5個から10個ぐらいがうまくいき、やっと方程式が成り立ったという感じです。

 この成功体験談はしびれました!

その他にも、古俣さんの記事は面白いので、非常にお勧めです!

ファーストリテイリングの柳井さん

toyokeizai.net

寝る間を惜しんでも、スキルをつけるには10年

学生に向けたアドバイスは独特なものだった。「人間の能力のピークは25歳だ。一生は一回しかない。みなさんいつかは確実に亡くなる。そのときまでに何が出来るか。未来に向けて何ができるか。それを考えることが起業家として成功する要因だ。世界中にチャンスがあふれている。人と違ったことをして欲しい」と語った。

ただ、学生から「圧倒的なスキルを25歳までにつけるにはどうすればいいか?」という質問が出ると、「それは無理だ」と断じた。

柳井氏は「どんな仕事でもスキルをつけるには、毎日寝る暇を惜しんでも10年ぐらいはかかる。それでも、一番早くスキルがつく方法は自分で事業をすることだ。わからないことがあれば、事業をやっている人に聞いたらいい。ただ、スキルだけつけても、少しだけ儲かって一瞬で終わるだろう。世の中に対して何がいいことかを考えることが重要だ」と返した。

この記事で感じたことは、

「やっぱり25歳がピークなのかぁ。。」

ということで、以前より考えていましたが、やはり「ストック型のノウハウ」というものは大事だなーと感じました。また、寝る間を惜しんでスキルを身につける重要性を説かれるのと同時に、

ただ、スキルだけつけても、少しだけ儲かって一瞬で終わるだろう。世の中に対して何がいいことかを考えることが重要だ

という、「スキルの限界」についても語られているのが非常に参考になりました。

サイバーエージェントの藤田晋さん

toyokeizai.net

市場のポテンシャルが1000億円しかないのに、おカネは数千億円あるというイメージだ。ベンチャーキャピタルの資金が過剰に流れ込み、一部の人気ベンチャーに投資が集中している感じがある。

国内の主立ったネット企業は、変化に対応していくことの重要性をさんざん体で学んでいて、新しく有望な分野が出てきたら抜け目なく参入する。結局それが新しい会社の成長の芽を摘んでいるところはあるのかもしれない。

アメリカのように、単一事業でグローバル展開するのが常識だと、買収で取り込むことはあっても、自分たちで新規事業をやろうとは思わない。一方、日本のネット企業はコングロマリット化している。

 ここら辺については、


堀江貴文のQ&A vol.573〜バイアウトのコツ!?〜

個人的には、上記の動画などと合わせてみると、非常に勉強になると思っているのですが、個人的には

アメリカのように、単一事業でグローバル展開するのが常識

というのは私としては、ここ数年非常に注目していて、後に出てくる、

日本の場合、言語的な障壁もあり、国内で限界にぶつかる。だが、株式市場からの成長期待は米企業と同じように高い。つじつまを合わせるためには、国内の成長分野を取り込んで横展開していくことになる。

も含めなのですが、やっぱりfacebookやiphoneのような「1プロダクトでの一点集中突破」×「1人の天才がマイクロマネージメントしていく」というのが個人的には好きなスタイルだったりするのですが、その難しさが改めて言語化されているなと感じました。

 またこちらの記事は、

newspicks.com

の、色々な経営者の方のコメントも一緒に見ると、非常に経営に対する各々の価値観などが垣間見れて非常に勉強になりました。

当然ですが、「リスクがあったとしても海外進出やバズワードに関する事業に積極的な人」と、「冷静に市場を分析し、成功確率を高めていく人」でタイプが別れますが、全体のトーンとしては「海外進出は難しい。」ということでコンセンサスが取れているように感じました。

そのうえで、別の記事なのですが、2011年の健康コーポレーションの瀬戸健さんの記事なのですが、

diamond.jp

などでは、インタビューの中で、

人を雇うのが怖くなった

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 という表現がありますが、その後についてのインタビューの回答などもみていると、経営スタイルというのは、経営者の生まれ持ったパーソナルな部分も影響は大きいですが、一方で、過去の会社でのストーリーや経験なども影響が大きいのかなー。と思いました。

そして、このインタビューも凄くいいです。

まとめ

勉強になったインタビューは溜めるようにしているのですが、こうやって考察を書いていくのは頭の体操として面白いですね。

あと、最近テーマにしているのは、

blog.egachan.net

でも書いた通り、「自分の中の価値判断の中でのバイアス」に気づくことで、「自分なりの評価基準」が確立してくると、今後の人生において判断スピードが各段と上がるような気しています。

ということで、長々とすみませんでした。。<m(__)m>