永上裕之のネタ帳

「メンズファッションプラス」、「非モテ+」と言うサイトを運営しています。日々、奮闘して頑張っております!

経営者としての考え方の分かれ目になる項目について

今回は、最近書いている、

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の、私が考えている説に関連してですが、例えば、「ガムシャラに頑張る!」という言葉は非常に耳障りがいい言葉ですが、10代の人が言うのと、30代の人がいうのでは、受け取り側の印象が違ってくる気がします。

10代の人が言うと、「(頑張り方が分からないけど、行動しないと何も掴めないから)ガムシャラに頑張る!」というポジティブに受け取られると思いますが、

30代の人が言うと、場合によっては、「(何を頑張ればいいかの、勘所がわからないので、とりあえず)ガムシャラに頑張る!」とネガティブの意味でとられてしまうこともあるのかなと思います。(もちろん、新しい分野でチャレンジするときの、ガムシャラは逆に、同い年の人に比べ相対的に行動力があるというポジティブ評価もあると思います。)

そういう勘所というような意味で、私が最近注目しているのは、「経営者としての価値観や考え方の分かれ目になる項目」だったりします。

分かりやすい例で言うと、「10年後に従業員数はどれぐらいの規模をイメージしていますか?」という問いのように、正解はないんだけど、色々なケースを想定し、ある程度、事前に方向性を定めておいた方がいいよね。というような項目だと思います。

今回は、そういった項目をいくつか書き出してみたいと思います!

経営哲学について

ブログを書くとなると、「よしっ!書くぞ!」と気合を入れる必要があるのですが、twitterだとその心理的負荷が低いので、最近はtwitterに思いついたことをつぶやくようにしていて、今後はtwitterの引用でブログを頑張ってみたいと思います(笑)

 という流れで書いたのですが、

・株主資本と利益剰余金についての考え方
・KGIとして売上至上主義、利益至上主義、PV/インストール至上主義など、どこに重きを置くか
・(30歳を超えた社長の場合)社長個人の仕事のモチベーションは何か?
・10年後の会社の目指す会社の広い意味での規模感(事業内容ではなく)

などです。

経営者がフロントに立ち生涯いくつの事業にコミットするか、または会社としていくつの事業にコミットするか

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佐藤:それよりも、もっと高次元なことがしたいんです。亀山さんだって、たとえば、もう1次元あったら行きたいと思いませんか?

亀山:え? もう1次元?

佐藤:その次元では人間が空を飛べたり、時間を自由に行き来できたりするかもしれない。そこに通じる道が見つかったら行くでしょう。

亀山:かもしれないね。でも、たとえば「明日ガンで死ぬ」となったら、いきなり世の中が光り輝いて見えるかもしれないじゃない。葉っぱがキラキラしていたり、雲が流れているだけで泣いちゃうかもしれない。

そういう精神的な変化だって、別の次元に行ったのと同じだと思うけどな。結局、俺たちは頭のなかで別次元に行くしかないんだから。佐藤さんは本当に、4次元とか5次元に行けると思ってるわけ?

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「8割の理解」で次に行きたい

亀山:佐藤さんのいう「8割の理解」とは、ある科目で80点とれたら次の科目に行きたいってこと?

佐藤:そういうことです。社会や人間でさえ、自分にとっては2割なんです。掘り下げるとすごくおいしいものが詰まっているかもしれないけれど、理解する意欲がわかない。向こうに違うものがあるなら、その80点を取りに行きたいです。

亀山:俺が危惧するのは、その8割をあちこち見てまわっても、結局、コアな部分はわからないことだよ。

いろんなアルバイトを転々として「俺は飲食店もやったし、建設業もやったし、なんでもやった」っていうけど、結局ただの作業しか任されてないから、表面しかわかってない。そんな人よくいるよね。

佐藤:人のメカニズムと、物理・生命のメカニズムといった、人間以外のものがどう似ているのかが気になっています。人間のことよりも、地球の外の世界や世の中の仕組みに興味があります。

そして、これとこれは似ている、これは長方形と思ったら円だったと発見したときは、すごく興奮します。

亀山:なんだか学者みたいな好奇心だね。俺の好奇心はもっと俗っぽくて、「どうしたらもっとモテるかな?」とか。

たとえばコンビニの店員の女の子がお釣りを渡すとき、ニコッと笑いながら俺の手を両手で包むようにしてくれたら、「ああ、今日はこれで1日幸せ!」みたいなことってあるじゃない。

佐藤:いえ、ないですね。

亀山:げっ? そうか、ここで俺たちの道は分かれるんだな(笑)。

佐藤:同じものを見ていても、どこにピントが合っているかの違いですよ。私はそのコンビニの店員が手を握ってくる構造に興味がありますね。どういう原理でそうなるのか。次のお客にもそれは再現可能なのか。

という対談が非常に興味深かったです。

こちらの対談は個人としての興味の話ですが、 会社における事業領域の広さなどは、こういった経営者の性格などが影響してくるのかなと思っています。

ちなみに、私などは性格的に、麒麟・田村さんの「味の向こう側」じゃないですが、物理的なものというよりは、人間の内面的な方向に興味が向かっているので、会社の企業理念も「世の中から「さみしい」をなくす」という風になっており、非常にしっくり来ています。

また、

じゃないですが、「一点突破、全面展開」というのは、ベンチャー企業にリソースの集約は非常にに大事だと思っています。ただ、どうしても、やりたいことって増えていってしまうんですよねぇ。。(笑)

そういう意味で、facebook、ファーストリテイリングさん、スタートトゥデイさんなどは会社規模に対しての事業規模数が非常に集中されていて、素晴らしいな!と思っています。

30歳を超え「成功という名の失敗」をした人が、セカンドチャレンジをするか否かの「分かれ目」についての考察

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こちらのエントリーに続いてですが、前提として、

・そもそも、私自身が成功をしているとは毛ほども思っていない(連帯保証をしている会社の借金もまだまだありますし…)

・ただし、30歳以降の起こりうる事態を今からシュミレーションしておくのは重要なことだと思っている(私は専門卒ですが、大学に行くか否かは、もっと事前に考察しておけばよかった。。と、今でも後悔しています…)

ということでご理解いただければ幸いです<m(__)m>

その上で、今回は、様々な経営者の方の発言をもとに、自分なりに考察を深めていきたいと思います。

「成功という名の失敗」

これは最近、1番好きな言葉なのですが、柳井正さんの書籍にて使われていた言葉です。また、

一勝九敗 (新潮文庫)

一勝九敗 (新潮文庫)

 

の、 246Pの、

お客様のことを考えずに、小さな成功で満足してはいけない。本当は大した成功ではないのに、自分が相当大きなことをやり遂げたような錯覚をしている経営者もよくいる。若くして成功したので、その次に何をしたらよいのか分からない人も非常に多いと思う。成功したという意味合いではなくて、むしろそれは「成功したという失敗」なのではないだろうか。成功したと錯覚している人にとって、その成功は明らかに失敗だったのだとぼくは思う。

などは今回の考察のヒントになるのかなと思っています。

「想い型」ではなく「責任感型」

dena.com

こちらのエントリーも非常に参考になります。

「よく途中で投げ出さなかったね。どうやって気持ちを強く持ち続けたのか」という質問を受けることが多いのですが、正直そんなことを言っていられる立場ではなかったです。とにかく責任を全うしなければという意識以外には何もなく、事業一つひとつに個人的な思い入れがあるとかないとかに関係なく、全力を尽くしてきました。

このように「想い型」ではなく「責任感型」。そう自分を分類しきっていた私に転機が訪れます。ものすごい無責任退任をやらかしたのです。

2年間現場から退いたことで得たことも失ったこともありますが、一番の大きな変化は、ヘルスケア事業に対するとてつもなく強い「想い」が芽生えたことです。

「想い」により突き動かされる事業リーダーがいいのか、冷静な責任感型がいいのか、単純な答えはないと思います。事実、この事業はまだ成功とは言えない状態です。それに私自身、以前と異なる姿勢で仕事をしているわけではなく、プロフェッショナリズムについては、これまでと同じ厳しい水準を持って仕事に臨んでいます。

ただ、この年にして「これが私のライフワークになるのかな」と思える事業に出会えたのは幸せでした。 

・「好きなことを仕事にする」 or 「儲かることを仕事にする」

・「好きなことをして売れないバンドマンを目指す」 or 「好きじゃないことをして売れるバンドマンを目指す」

のような分類に近いなと勝手に思っているのですが、「思い型」と「責任感型」と、どちらのタイプが自分にとってフィットするか。というのの見極めも、30歳を超え「成功という名の失敗」をした人が、セカンドチャレンジをするか否かの「分かれ目」の1つの重要なポイントなんじゃないかと思っています。

50代で完成させ

孫さんが19歳のときに決めた目標で、

20代で名乗りを上げ(会社設立)

30代で軍資金をため

40代で勝負(買収)

50代で完成させ

もうすぐ60代。後継者にこれらの事業を引き継ぐ。

 引用:孫正義の経歴がやはりすごすぎる!!名言や考え方から学ぶ成功方法!

 というのがありますが、これは

・「起業は手段である」 or 「起業が目的である」

的な話に近いのかなと思っていまして、もちろん、完全な0、100の話ではないと思うのですが、孫さんの「何のために仕事をが頑張るか」というものが垣間見れる目標なのかなと思いました。

「会社を大きくしようというような野心はあまりないのです。」

systemincome.com

前澤さんは、「競争は大嫌い」と名言されている方で、上記の名言集の中の、

会社を大きくしようというような野心はあまりないのです。ただ、僕らの会社がメジャーになることによって世界がいい方向に変わるなら、大きくなることを躊躇する理由はありません。その場合も、基本はあくまで自然体です。そんな僕らを見て、自然体の会社が増えれば、世の中は絶対に良くなります。

成長に限界って、必ず来るじゃないですか。永続的な成長なんてありえないと思ってるんです。上場企業を経営している人間がこんなこと言うと、怒られちゃうかもしれないですけど。

売上は二の次です。社員が楽しければ、おのずと売上が増え、利益が生み出されると信じています。その証明をこれまでもしてきたつもりだし、この先も続けていくつもりです。

僕は必ずしも経済的な成長だけが正解だとは思えない。経済成長を追うあまり、社内から不平不満や犠牲が出てしまうようではいけない。

などなど経営や事業に対する考え方が垣間見れ非常に勉強になります。

月並みな言葉ですが、パターンを知り、自分を知る 

少女ファイト(13) (イブニングコミックス)

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 の、

「他人の評価で自信を作るとそれが消えた時どうしようもなく揺らぐ」

というセリフじゃないのですが、経営者としてどのような経営哲学を選択していくかを考えた際に、無意識のうちに出来上がっていた固定観念(パラダイム)に操られるのでなく、A/Bテストのように経営者個人や組織としてのどのようなパターンかを自分の頭で考え、どこが1番の「ツボ」なのかを探るのが重要なのかなと思いました。

この20代は「なぜ頑張るか」などを考えなくても、快感的に楽しく仕事ができていても、30歳を超え前エントリーのような条件が揃うと、

「それであっても、○○のために、もう1度苦しい思いをしてもチャレンジをする!」

と思えたり、もっと究極は制度設計として無理がないものになっており、「苦しいと思わない」状況が生み出せるのかなと思います。

当然、上記の経営者の方の話だけとっても、十人十色なわけで、自分なりの答えを見つけるのは非常に難しく、深いことなんだろうなと思っています。

ただし、全体の共通点として、「個として(経営者、個人として)の向上心」というのは必須なんじゃないかな。と思っています。

ameblo.jp

の、

あ、ここで大事な事はこれを苦しいと思う人は向いていないかもしれないってことだ。私は正直他の何よりも仕事に集中している時間が好きだったし、新しい技術を開発したりするのが面白かったのだ。

じゃないですが、方法やニュアンスは違っても、「努力すること」「変化していくこと」「成長していくこと」を否定している人は誰もいない のかな。と思います。

そういう意味では、考察を深めていくと「違い」もですが、「共通点」も見えてくるのかなと思いました。

私自身も30歳なるまでに、30歳以降の自分なりの発射角度をなんとか模索できればと思います!頑張ります!

「ラーメン代稼ぎ」が終わり、30歳を過ぎたあとに、最もやりたかったことが一段落しすると、いきなり緊張の糸が切れてモチベーションが低下する現象が一定割合であるんじゃないか説について

長いタイトルですが(笑)最近、考えていることをまとてみたいと思います。

これまでの人生で私が接してきた先輩方を思い出してみると、一定の条件下において、バリバリ仕事をしていた経営者が、だいたい30歳頃を過ぎていきなりモチベーションが低下しているケースに何度か遭遇したことがあります。

これは、神田さんの「成功者の告白」のようなパターン化の話じゃないですが、この傾向は1つあるんじゃないかなと思っています。

ただ前提として、成功者の告白の話と違い、仕事に対するモチベーションが全員が高くあるべきだとも思わないですし、仕事の優先順位を変更するのも自分の意思で選択したのであれば、むしろいいことだと思います。

ただし「パラダム」の考え方じゃないですが、自分の意思と別に、目に見えない法則により「やる気が出ない・・・」というような状況になってしまうことは避けたいなという風に考えています。

一定の条件下

一定の条件下においてと書きましたが、具体的には、

・起業当初のラーメン代稼ぎ(いわゆるシリコンバレー用語(?)で、できる限り、自社サービス開発に時間を割きたいため、日々の生活費をカップラーメン代まで切り詰め、そのカップラーメン代を稼ぐための仕事だという認識です。)の時期が終わっている

・ラーメン代稼ぎをしなくてよくなった「きっかけとなった」自社サービス、または、「地元の友達とかにも知れ渡るようなヒットレベル」の自社サービスが【30歳を超えて】、成熟期、または成長の踊場に入った後のタイミング

・経営者は日々の業務からは離れていて、個人の生活に対するセーフティネットもある程度確保されている状態

等があると思います。

逆に、30歳を過ぎて起業をし起業半年目の人や、30歳を超えていて自社サービスがどんどん右肩上がりで成長していて連日報道されていたり、現場に激しくコミットしており日々の業務に追われている方だと、この話には当てはまらないのかなと思います。

どうすればモチベーションを維持できるか

ちなみに、私は会社において連帯保証の借金もありますし…、その他にも全然上記のような段階になっているわけではないので、こんなこと書いてる状況ではないのですが、すぐに実践できないかもですが、モチベーションを分解するための勉強として考えています^^;(汗)

ということで、次はどうすればモチベーションを維持できるかを、時間あるときに自分なりの考えをまとめてみたいと思います!

ホリエモンチャンネルで個人的に好きな動画8選

 たまたま、本屋さんで見かけて買ってみた、

堀江貴文責任編集 堀江貴文という生き方 (別冊宝島 2444)

堀江貴文責任編集 堀江貴文という生き方 (別冊宝島 2444)

 

 が、非常に面白く、普段からホリエモンチャンネルを毎日見ている自分としては、動画で出てくる話の点と点が繋がった感覚になりました。

「堀江貴文という生き方」というの中で、個人的には、

  • これからは、遊びが仕事になる時代
  • 組織から個人の時代に突入している

この2つが非常に興味深く思っています。

一番わかりやすい例で言うと、

newspicks.com

の、

f:id:hiroyukiegami:20160422202205p:plain

などは、色々な要素を凝縮しているコメントだと思っています。

そして、ここで書かれている「10年経てばわかるよ。」ということについて、実は、

www.mag2.com

や、

www.youtube.com

等を見ていると、色々と明確化することも多いなと思っていまして、特に参考になる動画としては、

今の時代はドーンと会社をつくる必要がない時代になった
www.youtube.com

では、2年以上前の動画ですがまさに、そのことを話しています。

また、それ以外にも、ホリエモンチャンネル出好きな動画をご紹介していきたいと思います。

時間・作業の効率化

mitene.hatenablog.jp

にも書きましたが、ライフハック的なアイディアは、ホリエモンチャンネルから沢山取り入れさせてもらっています。

電話をすると仕事のリズムが崩れてしまうので、電話は基本しない
www.youtube.com
睡眠の大切さや、トイレでの時間の使い方について

www.youtube.com

ジムに関する最適化

メルマガもそうですが、ジムネタは全体的に多いです(笑)

ジムに通う時間ももったいないので、1人で自宅(ホテルのジム)でトレーニングをするように
www.youtube.com
ジョギング中はスマホでニュースチェック
www.youtube.com
モチベーションポイントをいくつも作るという話
www.youtube.com

その他、個人的に好きなもの

デザイン視点について
www.youtube.com
歯の治療は大事という話(最近はピロリ菌の話もされています)
www.youtube.com

以上です。

他にも、好きな動画があるのですが、個人的に行動に繋がりそうな動画を8つ選んでみました。

ホリエモンチャンネルは毎日更新されていますので、是非皆さんも見てもらい、共通言語にしていきたいです!